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魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

旅について 遊びについて 夢について 人生観について 本について 愛用品について ありったけの思いを語ります

 

カキモリのオーダーノート

ある日の午後。
セミナーハウスでの仕事を終えたぼくは、そのまま列車に乗って浅草橋に出かけた。この日はおでん屋が休みだから午後からはまるまる自由に使える。いってみれば半ドンみたいなものだ。

半ドンってのは、午前中に仕事の業務や学校の授業が終わって午後が休みになる早期終業のことを指す言葉だ。今の若い人たちにはなじみの薄い言葉だけど、ぼくらが子どもの頃は、学校も会社もたいてい土曜は半ドンだった。翌日が休みってこともあるけど、午前中しっかりと任務をこなした後におとずれるこの半日休みは、まるまる一日休みである日曜より気分が浮き立ったものだった。

話はそれたけど、そんな半ドンの日の午後、前記したようにぼくは浅草橋へと出かけたのだ。

目的は、ノートを買うためだ。

えっ、ノートなんて近くのコンビニで買えばいいじゃないか、って?

まあ、ただのノートを買うだけならそれでもいいが、ぼくが買いたかったのはオーダーノートなのだ。

で、おとずれたのは浅草橋駅から20分ほど歩いた蔵前にある「カキモリ」という文具屋。

201304091346000.jpg

ここでオーダーノート、つまり世界でたった一つの、自分だけのノートをつくることができるのだ。

くわしくはこちらで→カキモリのオーダーノート

中に入ると、棚一面に、用紙がずらっと並んでいる。表紙は常時60種類、中紙は30種類を用意されているという。そこから、表紙、裏表紙、中紙を選び、さらにリング、留め具を選んでスタッフに渡すのだ。するとスタッフが店内の工房でノートをつくってくれる。店内の商品を眺めながら待つこと5分、自分だけの一冊ができあがる。

簡単に書いたが、実際につくってもらうとなると、かなり時間がかかる。表紙はどれにしよう、中の紙はどれにしよう、手にとっては棚に戻し、いったりきったりして、表紙と中紙を選ぶのに30分以上かかった。

いや、30分じゃきかなかったかな……

とにかく時間をかけて選び、スタッフのところへ持っていった。

表表紙と裏表紙、中の紙、ポケット、リング、留め紐、そして製本代、しめて2660円。

2660円のノート……

これを高いと思うか、安いと思うか、人それぞれだ。

できあがったノートを手に、近くの公園へ。そこのベンチで、できあがったノートを手にとって眺めた。つい、にんまりと顔がほころんでしまう。

こんな感じ。

201304091351000.jpg

グリーンはぼくのラッキーカラー。

201304091351001.jpg

表紙をめくると、

201304091352000.jpg

中表紙と思いきや、

201304091352001.jpg

じつはポケット。

201304091352002.jpg

ノートはスクエア。スクエアが一番書きやすい。愛用のモレスキンもスクエアだし。

201304091353000.jpg

下敷きもつけてくれた。

201304091353001.jpg

迷ったあげく、裏表紙もグリーンに。

201304091354000.jpg

ううん、いいねえ。気に入った。

で、このノートを何に使うかというと……

201305091747000.jpg

そう、レシピノートにするのだ。

この先、プロの料理人としてやっていくのだから、ちゃんとしたレシピノートをつくりたいと思った。それにはやっぱり市販のノートでなく、最高の材質のノート、それも自分が選んだデザインのノートでつくりたい。料理のレシピは料理人にとって財産なのだから。

このノートに、教わったレシピ、思いついたレシピ、パクったレシピをガシガシと書いていく。中紙54枚すべてレシピで埋め尽くされたときのことを思うとわくわくしてくる。

ちなみに記念すべき1ページ目は、やっぱり「おでん」にした。老舗おでんやの伝統の味。極秘のレシピだ。

いや、極秘といっても、レシピを見ただけでまねできるものではないけどね。日々の仕事をとおして、舌で、頭で、心で、その味を記憶する、そういうもんだから、おでんってのは。

だったらノートに書く必要ないじゃないか、って?

いや、それはやっぱり書きとめておいた方が、何かプロっぽくていいじゃん。

とにかく、1日も早くこのノートを自分のレシピで埋めて、2冊目を買いにいきたい。

そのためには日々、レシピを増やす努力をしなくちゃね。

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キリン GRAND KIRIN

昨日の現場(仕事の配属先)は宴会ではなくレストランだった。
地上49階にあるレストラン。でっかい窓から見わたす夜景は大迫力だ。もちろんランチタイムの景色もすばらしく、はじめてのお客さんはその展望のよさに声を上げる。

宴会や披露宴の仕事より、個人的にはレストランでの仕事の方が好きだ。

休憩をもらい、従業員用のエレベーターで1階に下りる。そのとき、キリンビールの営業の女性と乗り合わせになった。

「キリンビール〇〇営業所の△△です」

名刺こそわたされなかったものの、ホテルの末端に位置するぼくにまであいさつするなんて、営業の仕事はたいへんだと思った。まあ、向こうにすれば、ぼくが末端の人間かどうかはわからないのだから、エレベーターなどで乗り合わせた場合、いちおうはあいさつしておくのは基本なのかもしれない。

「今後も弊社のビールをよろしくお願いします」

深々と頭を下げられ、ぼくは心の中で苦笑しつつ、頭を下げ返した。

そんなこともあって、その日、仕事を終えたぼくは、コンビニでキリンのビールを買って帰った。いつもはサッポロを飲んでいるのだが、「弊社のビールを~」と頭を下げられたのだから、その日くらいはキリンのビールを飲むべきだろうと思ったのだ。(その女性はぼく個人に頭を下げたのではないのだろうけど)

で、選んだのがこいつだ。

201301190048000.jpg

キリンのGRAND KIRINだ!

ラベルはこんな感じだ。

201301190050000.jpg

さて、このGRAND KIRINなるビールは、昨年キリンがセブンイレブン先行販売として発売したスペシャルプレミアムビールらしい。※参照→KIRIN_グランドキリン

スペシャルプレミアム……ってくらいだから、味は相当なものなのだろう。

では、さっそくいただくとする。

……!

うまい……

マジでうまい。本物感がハンパじゃない。

これ、小瓶に見えるけど、容量は330mlある。それで238円だ。この高級感でこの値段は、相当に安い。

気になってネットであれこれ検索してみたら、こんなページにいきついた。

マイナビニュース「異色ビール「グランドキリン」の正しい飲み方、正しくない飲み方」

これによると、このビールには三つの正しい飲み方がある。

1.一口目はビンから直接、のどに当てるように勢いをつけて飲む
2.ビンのまま、少し温度が上がるまで時間をかけてゆっくり飲む
3.部屋の灯りを消し、テレビや音楽も消す。そして自分の内面と向き合いながらグランドキリンと過ごす

1と2はいいとして、3はすごいなと思った。ぼくは本を片手に酒を飲むのが好きなのだが、ためしにやってみた。

うん、いいねえ。

旅人だった頃、焚火を前に酒を飲んだときの感覚に酷似している。そうだよ、あの頃はいつも酒を飲みながら自分の内面と語ってたっけ……

ゆっくりと30分近くかけて、GRAND KIRINを飲み終えた。

いい酒と出逢えた。

それもこれも、ホテルのエレベーターで乗り合わせたキリンの営業の人のおかげだ。間接的ではあるけれど……

今度逢ったらお礼をいおう。もっとも、逢う確率はかぎりなくゼロに近い。

ちなみにその女性、色が白くてさらっとした黒髪で、けっこう好みのタイプでした^_^;



今週の「みっちーの道具箱」いかがでしたか?
過去に紹介した道具たちも、ぜひご覧ください。


ペリカン スーベーレンM400
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元祖森名物いかめし味コーンスナック
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ミレー サースフェー30
OUTDOOR ロールボストン45
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サッポロ 麦とホップ
サッポロ ヱビスビール
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花王 ニベアクリーム
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たち吉 湯のみ
エースコック 勝浦タンタンメン
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ツクダオリジナル オセロゲーム
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サクラクレパス クーピーペンシル(前編)
サクラクレパス クーピーペンシル(後編)
RYU-RYU ポケットカレンダー
おやつカンパニー ベビースターラーメン
T-fal 圧力鍋(ティファール オーセンティック ステンレス製 両手圧力鍋 10L IH対応)
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比嘉酒造 残波
HIROAN(革包司 博庵)の長財布



 
 

HIROAN(革包司 博庵)の長財布

もう、けっこう前の話だが、こんな本を読んでみた。



亀田 潤一郎著「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」
わりと話題になった本だから、みなさんの中にも読んだ人がいるかもしれない。

内容としては、いわゆるお金の哲学書だ。税理士をしている著者の視点から、お金持ちになるための心がまえをわかりやすく書いている。

まあまあおもしろかったが、「最高の本」と呼ぶにはいまいちだなと思った。少なくとも「道下森の本棚」には加えられない。

とはいえ、書いてある内容の中には、心にとめておいた方がいいこともいくつかあった。とくに、タイトルにもある「稼ぐ人は長財布を使っている」という事実、その理由については、なるほど一理あるな、と納得できた。

ようは稼いでいる人はお金をとてもたいせつにしていて、財布はお金にとって部屋のようなもので、だからゆったりとした大きさの、最高級のものを使っている、だから読者のみなさんも稼ぎたいなら長財布を使いなさい、ってことだ。

そして著者は、財布と収入の関係をこんな公式で表している。

「財布の値段×200=年収」

ううん、そんなの関係ねえだろ……、と簡単に一蹴できないものがあった。実際、この本にも書いてあるように、世間でお金持ちと呼ばれる人は、それ相応の財布を使っているように思う。この公式でいえば、年収1千万円の人は5万円の財布。ううん、そんなところかもしれない。

逆に高校生が使うような2千円くらいの財布を使っている人は、それなりの収入しか得ていないかもしれない。この公式にあてはめると、年収40万円。さすがにそれはないだろうと思う額だが、意外とそんなところかもしれないとも思う。いわゆるニートと呼ばれる人たちとか……

他人のことはおいといて……

ぼくはといえば、この本を読んでいた当時、財布は5千円未満のものを使っていた。スポーツメーカーのミズノがつくった、野球のグローブをつくる際に出るあまり革でつくった財布だ。当然、長財布ではなく折り財布だ。

「エコ」を考慮した財布といえば聞こえはいいが、見栄えといい質感といい、たしかにいい年をした大人が使う財布ではない。

まあ、ぼくの場合、山登りをしたりアジアの国に旅に出たりと、あまり高い財布を使わない方がいいケースが多いこともあって、安い財布を使うようになったのだ。今の仕事も肉体労働だし……

だけど考えてみると、たしかに安い財布を使うようになった昨今、収入が激減した。5千円×200で年収100万円ということはさすがにないが、ちゃんとした職業を持っていた数年前と比べて、泣きたいくらいに収入が減った。

これはマジでちょっと考えてみる必要があるかもしれない……

本にも書いてあったが、ぼくももうそれなりの年齢に達した大人だし、年収うんぬんはべつにして、ちゃんとした財布を使うべきなのかもしれない。

……というわけで、財布を新調するにした。2カ月前、5月の半ばの話だ。いわゆる春財布(張る財布)にギリギリ間に合う季節である。

で、ある日の夕方、仕事を終えてから、ぼくは千葉そごうの紳士物売り場に出向いた。

えてして、財布のような愛用品を買うのには、かなりの時間を要するものだ。どんな財布がいいのかという明確なイメージがないから、展示されてるものの中から選りすぐることになる。これだ、というものがなければ、延々と店舗をはしごすることになる。
さらに今回は、値段の希望もある。目標とする年収の÷200の額の財布。将来的には年収1千万円はほしいが、とりあえず今は人並みの5百万円をめざす。つまり、2万5千円の財布を買おうというわけだ。そのくらいなら、どうにか背伸びすれば出せる金額だ。(我ながらなさけない話だが……)

とにかく、千葉そごうの紳士物売り場に足を踏み入れ、2万5千円前後の財布をさがす旅をはじめた。長期戦を覚悟して。

しかし、何と予想に反して、さがしはじめて10分で、ビビッとくる財布と出逢った。質感のいい牛革でできた、手製の長財布だ。

これだ、これしかないっ!

問題は値段だ。高すぎても駄目だし(出せない)、安すぎても駄目だ(年収が上がらない)。

ぼくは祈るように値札を見た。すると……

24,150円

おおっ、ちょうどいいじゃんか!

年収500万円にはちょいと足りないが、まあいいだろう。何よりそんな数字の問題でなく、その財布自体が気に入ったのだ。それが目的の金額に近い値段なのだから、これはもう買うしかない。

「これ、ください」
「はい、かしこまりました。ただ今、在庫を確認してまいります」

無事、在庫もあり、ぼくはその財布を手にレジに向かった。

「ええと、この品は○△フェアの割引対象品になってますので、1万9千円でございます」

ええっ? そ、そ、それって、喜んでいいのか??? 安いのはうれしいけど、この場合、年収はいくらになるんだ? 

しかし、いや定価で買います、などといえるはずもなく、ぼくはいわれた金額をしはらった。ここは素直に安く買えたことを喜んでおこう。考えてみれば、財布を買ったと同時に5千円の収入があった、といえなくもないではないか。

ちなみにこんな財布だ。

201207200635001.jpg

HIROAN(革包司 博庵)の長財布だ。

えっ? ヒロアン? という人も多いと思う。ぼくもその一人だ。だがHIROAN(革包司 博庵)は、おそらくは現存する日本最古の革小物工房であるらしく、3代目当主でキャリア38年の長谷川博司氏が主宰するオリジナルブランドとなのだそうだ。東京・浅草に庵を構え、紳士用革小物を専業にしている老舗中の老舗なのだ。
参照→HIROAN革包司 博庵オフィシャルサイト

そんなわけで、新しい財布を手にうきうきと帰宅したのだが、ここですぐに財布を使いはじめるわけにはいかなかった。上で紹介した「なぜ稼ぐ人は~」によると、財布を新調したら、まず自分が大金と考える額のお金を財布に入れて、そのまま2~3日寝かせるのだそうだ。財布に大金の感覚を記憶させるためだ。

で、銀行の普通預金から可能なかぎりのお金をおろし(金額は秘密)、財布に入れた。

201205250908000.jpg

けっこう分厚くなった(^_-)

で、5日間ほど寝かせた。

そして5日後、財布をデビューさせた。ときおり雨がぱらつくオフの日に。う~ん、テンションが上がるぜ(^^♪

まずは千葉駅近くのスターバックスでコーヒーを飲む。チェーン店はあまり好きではないが、スターバックスは好きだ。テラスの席があるから。そこから街ゆく人々を眺めるのが好きなのだ。

201205250949000.jpg


人間観察に飽きたら文庫本を読む。スティーブン・キングの「ダークタワーⅠ ガンスリンガー」

201205250944000.jpg

ちなみにこの「ダークタワー」は七部構成からなる超長編で、新潮文庫版の冊数は16冊になる。発刊と同時に買ったのに、まだ1巻すら読み終えていない。超積読本だ^_^;

で、この日はこの財布を持って東京遠征に出かけた。行き先は当時話題となったここ。
詳しくはこちらを参照→東京遠征~東京スカイツリーを観てきました

そんなこんなで、無事デビュー戦を終えた。今はこの財布を使いはじめて一月半になる。やっぱり高価な財布ということもあって、ぞんざいなあつかいはしなくなった。尻ポケットに入れたりはせず、めんどうでもセカンドバッグ等に入れて持ち歩いている。またそれにつられてお金そのものもたいせつにあつかうようになった。

ただし、収入が上がる兆しは、まだ見えてこない。そっちの方は長い旅になりそうだ。


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比嘉酒造 残波

先週の木曜(6/28)、仕事から帰ると、宅配便が届いていた。

201206281432000.jpg

外箱にはの文字が。

このパターンは、もしや……

……と差出人の名を見ると、やっぱり永遠の相棒Kからだった。

かれは毎年、6月28日に酒を贈ってくれる。「送る」ではなく「贈る」だ。

そう、その日はぼくの誕生日であり、かれから贈られた酒は、誕生日のプレゼントなのだ。

むろん、ぼくも贈る(送る)。やっぱり酒を……

で、今年はどんな酒かな、とうきうきしながら箱を開けると……

開けると……

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おおっ(^^♪

残波だぜ~

残波とは、沖縄県読谷村の比嘉酒造がつくっている泡盛だ。ここ数年、Kはいつもこの酒を贈って(送って)くれる。

※参照→有限会社「比嘉酒蔵」オフィシャルサイト

と名がつくものなら何でも飲む僕も、Kからこの酒を贈られるまで、泡盛はノーマークだった。沖縄にいったこともないから、飲む機会がまったくなかったのだ。

しかし、数年前に残波をもらってからは、泡盛がやみつきになった。

うまいのだ。

愛用のたち吉の湯のみ(参照→たち吉 湯のみ)になみなみと注ぎ、氷を落として飲む。暑い夏の日のナイトキャップ(死後)に最高だ。

そうか。今年も残波を贈って(送って)くれたか。ありがとうK。一升(1.8ℓ)あれば、3日は楽しめるよ)^o^(

だけど、ちょっと気になっていることがある。毎年送られてくる残波と、ちょっとちがう気がするのだ。

いつもは、こんな感じのやつが送られてくる。



そう。瓶が白いのだ。それが今年は茶褐色の瓶。

Kにお礼の電話を入れたついでに、そのことを訊いてみた。

K「ああ、それはアルコールの度数がちがうんだよ」
俺「軽くしたのか?」
K「ちがうよ。強くしたんだよ。今までのは25度。今度のは30度だ」
俺「マジかよ」
K「だって、みっちゃん25度程度の酒じゃ、すぐになくなっちゃうだろ」

おいおい、マジかよ、K……。俺(たち)何歳になったと思ってんだよ。ここ数年でめっきり酒が弱くなってるんだぜ……

……とは思わない(^_-)

Kの心遣いはマジでありがたかった。ぼくは、酒はきつければきついほどいい、というクチだ。そのきつい酒を、ロックで飲むのが好きなのだ。

で、さっそく飲んだ。

201207022028000.jpg

パソコンにこぼすなよ……

201207022030000.jpg

ロックで飲む。もちろん、たち吉の湯のみで。

くううううぅぅっ、うまいやねぇ~

調子に乗って、もう一杯。

その結果……

寝落ち…… (-_-)zzz

気づくと、夜中の1時……

で、布団をしいて寝直す。起きなきゃならない4時まで、3時間しかない(>_<)

ちゃんと起きたけどね。あたりまえか^_^;

まあ、そんなこんなで、ひさかたぶりの「道下森の道具箱」は、比嘉酒造の残波でした~

ご購入はここからね(^_-)
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ブラックニッカ クリア ニッカウヰスキー

さて、今日ひさかたぶりに「道下森の道具箱」をお送りする。

では早速いってみよう。今日、紹介する道具はこれ。

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ニッカウヰスキー ブラックニッカ クリア だ。

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キングオブプレンダーズ(ひげのおじさん、ウィスキー愛好家の間ではローリー卿と呼ばれている)のラベルでおなじみのウィスキー。

ウィスキーといえば、以前こんな記事を書いた。
2011.6.21記事→ワイルドターキー
2011.9.26記事→ジャック・ダニエル

上の二つは、どちらもバーボン(正確にはジャックダニエルはテネシーウィスキー)だ。ぼくの好みは、スコッチよりも断然バーボン。で、ワイルドターキーを愛飲しているのだ。そしてたま~にジャックダニエルを飲む。

最高だ。

では、なぜにブラックニッカなのか。

ニッカといえば国産ウイスキーで、バーボンとはかけ離れている。どちらかといえばスコッチに近い味だ。

では、なぜにブラックニッカなのか。

普段どおり、ワイルドターキーを買えばいいではないか。

なのに、なぜ、ブラックニッカを買って飲むのか?

それは、

値段だ……。

手元に使える金が少ないとき、ぼくはブラックニッカのお世話になる。何せ、このブラックニッカ、ワイルドターキーの半値で買えるのだ。

情けないが、そういうことだ。

しかし、しかしだ。必ずしも金額だけが理由ではない。ニッカのウィスキーには、ちょっとばかり思い入れがあるのだ。

そう、11年前、北海道をカヌーで旅したときの話だ。11月に3本目の川として余市川を下った。そのとき、ぼくはニッカウヰスキーの余市蒸留所を見学したのだ。参照2012.3.15記事→北海道カヌーの旅 50日目 (余市町~仁木町)

ウィスキーの蒸留所を見学しただけで「思い入れがある」なんて大げさな、と思うかもしれない。だけど、ああいう、つらく、わびしく、泣きたいくらいに寂しい貧乏旅をしていると、見るもの出逢うもののすべてが、深く心にしみるものなのだ。

蒸留所を見学し、これからはニッカのウィスキーを愛飲しようと思った(実際はワイルドターキーを飲んでいるが)。それだけでなく、ニッカに就職してウィスキー職人になりたい、とまで思ったものだった。

さらにその旅の間、ぼくはこんな本も読んでいた。

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川又一英著「ヒゲのウヰスキー誕生す」 ニッカウヰスキーの創始者竹鶴政孝の伝記だ。とてもいい本なので、いずれ「道下森の本棚」で紹介したいと思っている。その本を、旅の間、キャンプの夜などに読んでいた。読んで感銘し、竹鶴政孝に尊敬の念を抱いた。

だから、やっぱりぼくにとってニッカのウィスキーは、他社のウィスキーには感じない思い入れがあるのだ。

それに、味の方もいける。うん、マジでうまい酒だ。

他の国産のウィスキーは、ぼくの舌には合わない。申し訳ないが一口飲んだだけで、うぇっ、てなる。
その点、ニッカのウィスキー、とりわけこのブラックニッカのクリアはうまい。いい酒なあ、としみじみ感じる。

201205131944000.jpg

だから、

ついつい飲みすぎる。3日後には、もうこれしか残っていない。

201205201957000.jpg


おそらく今夜にも飲み干してしまうだろう。その後、またブラックニッカを買うか、それともワイルドターキーを買うか、酒屋に出向く前に、財布と相談してみるつもりだ。



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