やっぱり今はサッカーの話をすべきかなと思う。
FIFAワールドカップカタール2022が開幕した。世界で最も熱い大会といわれるだけあって、メディアはサッカー一色だ。日本も出場していて、初戦のドイツ戦に勝利した。この劇的な勝利で、盛り上がりにさらに火がついた。
やったあ〜っ、とは、個人的にはならない。日本代表が勝って、世間は盛り上がっているけど、そうやって盛り上がれば盛り上がるほど、店は閑古鳥が鳴くのだ。そう死活問題なのだ。
まだ今回はいい。おでんが恋しいこの時期での開催だから、ダメージは少ない。前回のロシア大会のときは夏だったから、そりゃあもうヤバかった。日本代表の初戦の日は、オープン以来はじめての坊主(お客さんゼロ=売り上げゼロ)の危機を迎えたほどだ。結果的には遅い時間に2人(1人×2)きてくれたが、あのときの精神が崩壊しそうな感じは2度と味わいたくない。
で、今回のワールドカップだが、ドイツに勝ったその日は、雨で祝日だったということもあり、やっぱり静かな夜となった。試合がはじまる前に軽く1杯飲りにきたという方が2人(1人×2)、まったくをもってワールドカップに興味がない方々が2組(2人+3人)、それがすべてだ。最後のお客さんが帰ったのが9時50分頃で、その後は誰もこなかったので、洗い物をしながら、ぼくもiPadで試合を観戦した。
で、見事に、というか、まさかの逆転勝利。その快挙に日本中が歓喜したにちがいないが、やっぱりぼくは複雑な思いだった。
これでしばらくは店はやばくなるなあ……
寒いこの時期だからダメージは少ないといったが、逆にいえば今はかきいれどきなわけで、これでもかというくらいにお客さんがきてくれないと困るのだ。だから、やっぱり、やったあ、とはならない。
だけどその一方で、そんなちっぽけな自分を打ちのめしてくれ、という思いもある。おれの店の売り上げなんて些細な問題だ、と思えるくらいに、おれを感動させてくれ、熱くしてくれ、そんな矛盾した思いもどこかにあるのだ。
理屈じゃないのだ。スポーツには、そういう力が宿っていると思うのだ。
3年前のラクビーのワールドカップのときもそうだった。自国開催ということもあって、大会前からメディアの盛り上げ方はすごかった。あのときも、ああまた店が暇になるなあと思ったものだった。しかしどうだ。日本チームの戦いに胸を打たれたぼくは、いつしか誰よりも応援に熱を入れていた。店の売り上げなんてどうでもいいから、勝って勝って勝ちまくって、もっとおれを熱くしてくれ、と心から思った。
それがスポーツだ。スポーツが持つ力ってやつだ。
そこから力をもらい、自分もがんばろうって気持ちになる。かれらに負けずに、自分も戦ってやろうという気持ちになる。
もともとぼくはスポーツ少年で、前にも書いたが小学5年生から中学3年までサッカーに明け暮れていたのだ。高校からはべつのスポーツに熱を入れたが、社会人になってからふたたび友人らと草サッカーのチームをつくり、月1から月2で集まっては、似たようなレベルのチームと試合した。代表の試合にも足を運んだ。青いレプリカユニフォームを着て、スタンドから選手に声を送ったものだった。日本代表の戦いに何度も勇気をもらい、自分も戦ってやると力をみなぎらせた。ちなみに今回の代表監督の森保さんの応援歌もソラで歌える。
そんなふうだったのだが、店を持った今は自分のことで手一杯で、スポーツを観ることはほとんどなくなった。
だけど心のどこかで、熱くなりたいという思いはくすぶっている。
だから応援はしないが、期待はしている。
熱い試合を。胸を打たれるくらいの熱い戦いを。
これを書いている今の時点で、日本は1勝1敗でグループ2位につけている。ドイツ戦に勝利したものの、コスタリカに手痛い1敗を喫したのだ。監督の采配がどうとか、戦犯はあいつだとか、そんなことはどうだっていい。録画してた試合を観たが戦ってはいなかったように思う。少なくとも、ぼくは熱くなれなかった。
次戦のスペインは相当に強い。普通にやったら負ける。
崖っぷちだ。
そこから見事勝ち上がれるか。試合は12月1日28時(2日4時)。ちょうど店の片づけが終わる時間だから、もしかしら観るかもしれない。いや、観る。少なくとも前半は観てやる。
その試合で、ぼくを打ちのめしてほしい。熱くしてほしい。
ぼくも戦う。考えてみれば、たかがワールドカップくらいで閑古鳥が鳴くようじゃ駄目なのだ。もっともっと戦って、高みに上っていかなきゃ駄目だ。何があってもびくともしない店にする。それをするのは自分だ。自分が戦うのだ。
戦おう。
日本代表よ、ともに戦おう。
当店のホームページはこちらから
FIFAワールドカップカタール2022が開幕した。世界で最も熱い大会といわれるだけあって、メディアはサッカー一色だ。日本も出場していて、初戦のドイツ戦に勝利した。この劇的な勝利で、盛り上がりにさらに火がついた。
やったあ〜っ、とは、個人的にはならない。日本代表が勝って、世間は盛り上がっているけど、そうやって盛り上がれば盛り上がるほど、店は閑古鳥が鳴くのだ。そう死活問題なのだ。
まだ今回はいい。おでんが恋しいこの時期での開催だから、ダメージは少ない。前回のロシア大会のときは夏だったから、そりゃあもうヤバかった。日本代表の初戦の日は、オープン以来はじめての坊主(お客さんゼロ=売り上げゼロ)の危機を迎えたほどだ。結果的には遅い時間に2人(1人×2)きてくれたが、あのときの精神が崩壊しそうな感じは2度と味わいたくない。
で、今回のワールドカップだが、ドイツに勝ったその日は、雨で祝日だったということもあり、やっぱり静かな夜となった。試合がはじまる前に軽く1杯飲りにきたという方が2人(1人×2)、まったくをもってワールドカップに興味がない方々が2組(2人+3人)、それがすべてだ。最後のお客さんが帰ったのが9時50分頃で、その後は誰もこなかったので、洗い物をしながら、ぼくもiPadで試合を観戦した。
で、見事に、というか、まさかの逆転勝利。その快挙に日本中が歓喜したにちがいないが、やっぱりぼくは複雑な思いだった。
これでしばらくは店はやばくなるなあ……
寒いこの時期だからダメージは少ないといったが、逆にいえば今はかきいれどきなわけで、これでもかというくらいにお客さんがきてくれないと困るのだ。だから、やっぱり、やったあ、とはならない。
だけどその一方で、そんなちっぽけな自分を打ちのめしてくれ、という思いもある。おれの店の売り上げなんて些細な問題だ、と思えるくらいに、おれを感動させてくれ、熱くしてくれ、そんな矛盾した思いもどこかにあるのだ。
理屈じゃないのだ。スポーツには、そういう力が宿っていると思うのだ。
3年前のラクビーのワールドカップのときもそうだった。自国開催ということもあって、大会前からメディアの盛り上げ方はすごかった。あのときも、ああまた店が暇になるなあと思ったものだった。しかしどうだ。日本チームの戦いに胸を打たれたぼくは、いつしか誰よりも応援に熱を入れていた。店の売り上げなんてどうでもいいから、勝って勝って勝ちまくって、もっとおれを熱くしてくれ、と心から思った。
それがスポーツだ。スポーツが持つ力ってやつだ。
そこから力をもらい、自分もがんばろうって気持ちになる。かれらに負けずに、自分も戦ってやろうという気持ちになる。
もともとぼくはスポーツ少年で、前にも書いたが小学5年生から中学3年までサッカーに明け暮れていたのだ。高校からはべつのスポーツに熱を入れたが、社会人になってからふたたび友人らと草サッカーのチームをつくり、月1から月2で集まっては、似たようなレベルのチームと試合した。代表の試合にも足を運んだ。青いレプリカユニフォームを着て、スタンドから選手に声を送ったものだった。日本代表の戦いに何度も勇気をもらい、自分も戦ってやると力をみなぎらせた。ちなみに今回の代表監督の森保さんの応援歌もソラで歌える。
そんなふうだったのだが、店を持った今は自分のことで手一杯で、スポーツを観ることはほとんどなくなった。
だけど心のどこかで、熱くなりたいという思いはくすぶっている。
だから応援はしないが、期待はしている。
熱い試合を。胸を打たれるくらいの熱い戦いを。
これを書いている今の時点で、日本は1勝1敗でグループ2位につけている。ドイツ戦に勝利したものの、コスタリカに手痛い1敗を喫したのだ。監督の采配がどうとか、戦犯はあいつだとか、そんなことはどうだっていい。録画してた試合を観たが戦ってはいなかったように思う。少なくとも、ぼくは熱くなれなかった。
次戦のスペインは相当に強い。普通にやったら負ける。
崖っぷちだ。
そこから見事勝ち上がれるか。試合は12月1日28時(2日4時)。ちょうど店の片づけが終わる時間だから、もしかしら観るかもしれない。いや、観る。少なくとも前半は観てやる。
その試合で、ぼくを打ちのめしてほしい。熱くしてほしい。
ぼくも戦う。考えてみれば、たかがワールドカップくらいで閑古鳥が鳴くようじゃ駄目なのだ。もっともっと戦って、高みに上っていかなきゃ駄目だ。何があってもびくともしない店にする。それをするのは自分だ。自分が戦うのだ。
戦おう。
日本代表よ、ともに戦おう。
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イングランドサッカー協会が25日、チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールに処分を科すと、公式HPで発表したらしい。
これは、23日に行われたサッカーのイングランド・リーグカップ準決勝第2戦のスウォンジー―チェルシー戦での一件に対しての処分だ。チェルシーのMFアザールが試合中にボールボーイを蹴っとばした一件。
ボールボーイを蹴っ飛ばした……
それだけ聞くと、マジか、ひでえなあ、と思うだろう。アザール最低だなあ、と。実際ぼくもこのトピックスを目にしたとき、極悪人だあっ、と思ったものだ。
だがよくよく話を聞くと、どうやら問題は蹴られたボールボーイの方にあるようなのだ。
そのときの様子を簡単に説明すると……
味方(チェルシー)のパスがゴールラインを越えた。アザールはそのボールを取りにいく。そのとき、ボールボーイはボールを返そうとせず、抱えこんだのだ。
こんな感じに。
ちなみに少年は17歳でスウォンジー(相手チーム)関係者の息子。スウォンジーは第1戦を2―0で勝っており、少年は両チーム無得点で進んだ試合で「時間稼ぎ」をしたとみられ……
これって、明らかにこの少年がわるいと思うけど……。
ぼくも昔サッカーやってたから実感できるけど、たとえば相手チームの下級生がボールボーイの仕事をしていたとして、こっちが負けているときに時間稼ぎなどされようものなら確実にブチ切れると思う。
たしかに、サッカーは、マリーシア(ずるがしこさ)って言葉があるくらい、こうしたずるい行為をくり返すスポーツだ。ボールボーイにかぎらず、敵にボールをわたすとき、捕りづらい感じにボールを投げるくらいはみんなしている。だけどこの少年のようにボールを抱えこむのはやりすぎだろう。
個人的な意見をいうと、イングランドサッカー協会は、アザールに対してだけでなく、この少年に対して厳重な罰を与えてほしいとも思う。
17歳の少年に罰なんて……と思うかもしれないけど、やっぱりこれはしてはいけない行為だから。しかもミスしたわけでなく、「故意」にしたことだし。
プロのスポーツの試合は真剣勝負であり、選手たちはそれこそ命をかけて戦っているのだ。
それにアザール自身も、少年を蹴る意図はなく、ボールを蹴り出したかっただけだと釈明している。それでもボールをわたさなかったから、気持ちの中で、おいふざけんな、って感じになったのだろう。
実際、同情の声も多く上がっているようだ。
まずはQPRのハリー・レドナップ監督。
「そもそも、あの少年はなんでボールを抱え込んだのか。カップ戦の決勝進出を目指している状況で、ボールボーイがあんなことをしてボールを渡さなければ、どんなに腹が立つか~中略~アザールは少年を蹴ってはいなかった。つま先で少年の身体の下にあったボールを蹴り出したんだ。話が大げさになっていると思うね。ほかの選手だったら、多くが彼以上の強さでキックしていたと思うよ」
アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督。
「ボールボーイというのはボールを素早くピッチに返すためにいるのであって、時間を浪費するためにいるわけじゃない。アザールは暴力的な選手ではないし、できるだけ早くボールを取り戻したかっただけだろう。あれはちょっとやり過ぎだったが、彼に少年を傷付ける意図はなかったと思う。とにかく、早くボールを取り戻したかっただけだろう」
まあ、ぼくはべつにアザールのファンでもチェルシーのファンでもないのだけど、こういうのには一言いいたくなるタチなので、ちょっと語ってみました。
賛成意見、反対意見あるかと思いますが、あまりきついコメントはなしにしてね(^_-)
これは、23日に行われたサッカーのイングランド・リーグカップ準決勝第2戦のスウォンジー―チェルシー戦での一件に対しての処分だ。チェルシーのMFアザールが試合中にボールボーイを蹴っとばした一件。
ボールボーイを蹴っ飛ばした……
それだけ聞くと、マジか、ひでえなあ、と思うだろう。アザール最低だなあ、と。実際ぼくもこのトピックスを目にしたとき、極悪人だあっ、と思ったものだ。
だがよくよく話を聞くと、どうやら問題は蹴られたボールボーイの方にあるようなのだ。
そのときの様子を簡単に説明すると……
味方(チェルシー)のパスがゴールラインを越えた。アザールはそのボールを取りにいく。そのとき、ボールボーイはボールを返そうとせず、抱えこんだのだ。
こんな感じに。
ちなみに少年は17歳でスウォンジー(相手チーム)関係者の息子。スウォンジーは第1戦を2―0で勝っており、少年は両チーム無得点で進んだ試合で「時間稼ぎ」をしたとみられ……
これって、明らかにこの少年がわるいと思うけど……。
ぼくも昔サッカーやってたから実感できるけど、たとえば相手チームの下級生がボールボーイの仕事をしていたとして、こっちが負けているときに時間稼ぎなどされようものなら確実にブチ切れると思う。
たしかに、サッカーは、マリーシア(ずるがしこさ)って言葉があるくらい、こうしたずるい行為をくり返すスポーツだ。ボールボーイにかぎらず、敵にボールをわたすとき、捕りづらい感じにボールを投げるくらいはみんなしている。だけどこの少年のようにボールを抱えこむのはやりすぎだろう。
個人的な意見をいうと、イングランドサッカー協会は、アザールに対してだけでなく、この少年に対して厳重な罰を与えてほしいとも思う。
17歳の少年に罰なんて……と思うかもしれないけど、やっぱりこれはしてはいけない行為だから。しかもミスしたわけでなく、「故意」にしたことだし。
プロのスポーツの試合は真剣勝負であり、選手たちはそれこそ命をかけて戦っているのだ。
それにアザール自身も、少年を蹴る意図はなく、ボールを蹴り出したかっただけだと釈明している。それでもボールをわたさなかったから、気持ちの中で、おいふざけんな、って感じになったのだろう。
実際、同情の声も多く上がっているようだ。
まずはQPRのハリー・レドナップ監督。
「そもそも、あの少年はなんでボールを抱え込んだのか。カップ戦の決勝進出を目指している状況で、ボールボーイがあんなことをしてボールを渡さなければ、どんなに腹が立つか~中略~アザールは少年を蹴ってはいなかった。つま先で少年の身体の下にあったボールを蹴り出したんだ。話が大げさになっていると思うね。ほかの選手だったら、多くが彼以上の強さでキックしていたと思うよ」
アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督。
「ボールボーイというのはボールを素早くピッチに返すためにいるのであって、時間を浪費するためにいるわけじゃない。アザールは暴力的な選手ではないし、できるだけ早くボールを取り戻したかっただけだろう。あれはちょっとやり過ぎだったが、彼に少年を傷付ける意図はなかったと思う。とにかく、早くボールを取り戻したかっただけだろう」
まあ、ぼくはべつにアザールのファンでもチェルシーのファンでもないのだけど、こういうのには一言いいたくなるタチなので、ちょっと語ってみました。
賛成意見、反対意見あるかと思いますが、あまりきついコメントはなしにしてね(^_-)
おととい(1/9)、国立競技場で高校サッカー選手権の決勝戦がおこなわれた。
みなさんもご存じのとおり、千葉県代表の市立船橋高校が三重県代表四日市中央工業高校を2-1でくだし、全国優勝を果たした。
おめでとう。
また、惜しくも敗れてしまった四日市中央高校のイレブンにも拍手を送りたい。
いや、選手権に出場したすべての高校に、いや、地区予選で敗れた高校も含めたすべての高校サッカー部員たちに、お疲れさまでした、といいたい。3年間、よくがんばったね!
ぼくは小学校から中学校までサッカーをやっていて、高校ではやらなかったから、ちょっぴりうらやましくもある。当時の自分の選択を悔いてはいないけど、それでもときおり、もし高校でサッカーをやっていたら……と考えてしまう。とくにこの季節は。そう、高校サッカー選手権がおこなわれる年末年始は。
もちろん、ぼくの実力では、全国大会になど出られなかっただろう。だが高校の3年間で部活動というものを体験していたら、今とはちがった人間性ができあがっていたにちがいない。
そんな考えてもしかたないことを、つい、ちらっと考えてしまうのだ。
べつに、今の自分に不満があるわけではないのだけれど……
なにはともあれ、今年度も高校サッカーが終わった。3年生部員のみなさん、3年間、本当にお疲れさまでした。
あ、追記。
福島県代表の尚志高校、ベスト4入り、マジでおめでとう。震災、津波、そして原発事故という災難の中、本当にがんばってきて、全国大会で準決勝まで勝ち進んだ。これはすごいことだと思う。言葉にすると安っぽくなるけど、福島に元気を与えたと思う。関係ないぼくがいうのも、なんだけど。
ちなみに尚志高校サッカー部の仲村監督は、ぼくの小学校のときのチームメイトの弟です。(だから何だっていわれたら返す言葉もないけど)
追記その2
本日掲載予定だった「北海道カヌーの旅 45日目」は来週掲載します。
最後に特別サービス(やっぱり、高校サッカーっていったらこれだよなあ)
↓
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みなさんもご存じのとおり、千葉県代表の市立船橋高校が三重県代表四日市中央工業高校を2-1でくだし、全国優勝を果たした。
おめでとう。
また、惜しくも敗れてしまった四日市中央高校のイレブンにも拍手を送りたい。
いや、選手権に出場したすべての高校に、いや、地区予選で敗れた高校も含めたすべての高校サッカー部員たちに、お疲れさまでした、といいたい。3年間、よくがんばったね!
ぼくは小学校から中学校までサッカーをやっていて、高校ではやらなかったから、ちょっぴりうらやましくもある。当時の自分の選択を悔いてはいないけど、それでもときおり、もし高校でサッカーをやっていたら……と考えてしまう。とくにこの季節は。そう、高校サッカー選手権がおこなわれる年末年始は。
もちろん、ぼくの実力では、全国大会になど出られなかっただろう。だが高校の3年間で部活動というものを体験していたら、今とはちがった人間性ができあがっていたにちがいない。
そんな考えてもしかたないことを、つい、ちらっと考えてしまうのだ。
べつに、今の自分に不満があるわけではないのだけれど……
なにはともあれ、今年度も高校サッカーが終わった。3年生部員のみなさん、3年間、本当にお疲れさまでした。
あ、追記。
福島県代表の尚志高校、ベスト4入り、マジでおめでとう。震災、津波、そして原発事故という災難の中、本当にがんばってきて、全国大会で準決勝まで勝ち進んだ。これはすごいことだと思う。言葉にすると安っぽくなるけど、福島に元気を与えたと思う。関係ないぼくがいうのも、なんだけど。
ちなみに尚志高校サッカー部の仲村監督は、ぼくの小学校のときのチームメイトの弟です。(だから何だっていわれたら返す言葉もないけど)
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今年も1月2日から3日にかけて箱根駅伝がおこなわれた。
優勝は往路、復路ともに東洋大学、10時間51分36秒の大会新記録だ。
で、その箱根駅伝だが、復路の9区~10区の鶴見中継所でこんなシーンがあった。
ネットでも賛否両論の意見が飛びかったようだし、きっとお茶の間でも、いろんな意見のぶつかり合いがあっただろう。
もちろんぼくもこの場面を観て、いろいろと思うところはある。仮にこれが運営側の温情だったとしたら、伝統あるスポーツを汚すことにならないか……。「フェア」こそがスポーツの原点なのだとすれば、厳しいかもしれないが、誤差のない時間で繰り上げの号砲を鳴らすべきなのではないか……。むしろそこにこそスポーツの美しさがあるのではないか……。
だけど一方で、これでいいのだ、という思いもある。運営側の温情に拍手を送りたい気持ちも。いや、どちらかといえば、「タスキがつなかってよかった」という思いの方が強い。
選手たちにとって「タスキをつなげる」ことが、少なくとも大学の4年間では、人生のすべてなのだから。
どっちかわからない微妙な判定なら(テレビのタイム表示では4秒の誤差だが手元の時計ではギリギリだったという話だ)、タスキがつながる方がいいに決まっているではないか。
この時点で神奈川大学は、ほとんど優勝はおろか来シーズンのシード権獲得も絶望的な順位であった。だったらせめて、タスキだけはつなげたいではないか。
だから、結論として、ぼく個人の意見は、よかった だ。
うん、よかったのだ。ギリギリでタスキがつながった感動的なシーンだったのだ。
一方、昨年10月におこなわれた全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)でのこのシーンは、マジで許せない。
これはないだろう。ひどすぎる。
この旗を振ったジジイ、なんだよ、テキトーに旗振ってんじゃねえよ。しかも何にやにや笑ってんだよっ!
許されないだろう。タスキの重みを考えたら、しっかりタイムはかって旗振れよ。こんなミスは絶対にあってはならないって!
たぶん、タスキの重みなど理解できない人間なのだろう、このジジイは。そんな人間がスポーツの運営にかかわるべきではないと思う。
さらにこれを読むと、怒りが倍増してくる。……っていうか、やるせなくなってくるよ。
↓
[再生への疾走!!全日本大学女子駅伝](6)東北学連選抜
後に主催の日本学生陸上競技連合と読売新聞社は、こんな謝罪文を出した。
【第5中継所の繰り上げスタートについて、主催者による発表がありましたので、ここに掲載いたします】
第29回全日本大学女子駅伝対校選手権大会の第5中継所で繰り上げスタートが行われましたが、
トップ通過から10分後に行う規定のスタートが9分58秒後となりました。
この結果、本来ならタスキでリレー出来た東北学連選抜チームが繰り上げスタートとなってしまいました。
主催者として、東北学連選抜チーム並び関係者、ファンの皆様に謹んでお詫び申し上げます。
なお公式記録に影響はありません。
日本学生陸上競技連合
読売新聞社
これを発表したことで、すべてがすんだと思わないでほしい。主催の社団法人日本学生陸上競技連合と読売新聞社は、自分たちが取り返しのつかないことをしでかしたことを重く受け止め、今後の運営の教訓にしてほしい。
そうしたところで、この悲劇の歴史は消えないけどな。
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で、その箱根駅伝だが、復路の9区~10区の鶴見中継所でこんなシーンがあった。
ネットでも賛否両論の意見が飛びかったようだし、きっとお茶の間でも、いろんな意見のぶつかり合いがあっただろう。
もちろんぼくもこの場面を観て、いろいろと思うところはある。仮にこれが運営側の温情だったとしたら、伝統あるスポーツを汚すことにならないか……。「フェア」こそがスポーツの原点なのだとすれば、厳しいかもしれないが、誤差のない時間で繰り上げの号砲を鳴らすべきなのではないか……。むしろそこにこそスポーツの美しさがあるのではないか……。
だけど一方で、これでいいのだ、という思いもある。運営側の温情に拍手を送りたい気持ちも。いや、どちらかといえば、「タスキがつなかってよかった」という思いの方が強い。
選手たちにとって「タスキをつなげる」ことが、少なくとも大学の4年間では、人生のすべてなのだから。
どっちかわからない微妙な判定なら(テレビのタイム表示では4秒の誤差だが手元の時計ではギリギリだったという話だ)、タスキがつながる方がいいに決まっているではないか。
この時点で神奈川大学は、ほとんど優勝はおろか来シーズンのシード権獲得も絶望的な順位であった。だったらせめて、タスキだけはつなげたいではないか。
だから、結論として、ぼく個人の意見は、よかった だ。
うん、よかったのだ。ギリギリでタスキがつながった感動的なシーンだったのだ。
一方、昨年10月におこなわれた全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)でのこのシーンは、マジで許せない。
これはないだろう。ひどすぎる。
この旗を振ったジジイ、なんだよ、テキトーに旗振ってんじゃねえよ。しかも何にやにや笑ってんだよっ!
許されないだろう。タスキの重みを考えたら、しっかりタイムはかって旗振れよ。こんなミスは絶対にあってはならないって!
たぶん、タスキの重みなど理解できない人間なのだろう、このジジイは。そんな人間がスポーツの運営にかかわるべきではないと思う。
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この結果、本来ならタスキでリレー出来た東北学連選抜チームが繰り上げスタートとなってしまいました。
主催者として、東北学連選抜チーム並び関係者、ファンの皆様に謹んでお詫び申し上げます。
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これを発表したことで、すべてがすんだと思わないでほしい。主催の社団法人日本学生陸上競技連合と読売新聞社は、自分たちが取り返しのつかないことをしでかしたことを重く受け止め、今後の運営の教訓にしてほしい。
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今日はブログのスケジュールをリニューアルして、はじめての「道下森の道具箱」の曜日なのだが、そんなものは今日は休む。
やっぱり、この一言をいっておかねば!
日本代表、サッカー女子ワールドカップ優勝おめでとう!
ホント、みんなマジでよくがんばった。すべてを出し切った結果だと思う。
マジですごすぎる。世界一だよ。これがどれだけすごいかというと、サッカーのワールドカップで優勝したくらいすごい。わかる? それ以外に表現できないってことだ。
マジでおめでとう。
みんなホントに輝いてますよ!
それとマスコミのみなさん、「次はロンドンオリンピックですね」なんていわないでくださいよ。とりあえずこの喜びをかみしめる時間を与えてあげましょうよ。優勝だよ。世界一だよ。俺だったら残りの人生、すべてその思い出の余韻だけで生きるよ。
「次はロンドンオリンピックです」ってのは、選手たちから出る言葉だから。
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やっぱり、この一言をいっておかねば!
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