世の中が、どんなに腐りきってしまっても、本屋にいけば、最高の友達に出逢えます。
こんばんは。今週も「道下森の本棚」の時間がやってきました。
さて、今日紹介するのは、

だ。
この本は、サブタイトルのとおり、寓話である。
寓話であるが、しかし、本質をとらえた物語だ。
はっきりいって、かなりおもしろい。
おすすめ度 ★★★★★だ。
さて、まずは「神さまはハーレーに乗って」のあらすじを、裏表紙の概要から。
恋に失望し、むなしくバーで独り酒を飲むクリスティーン。そんな彼女の前に、神と名乗るハーレーに乗った男が現れる。彼は、彼女が彼女が本当の生き方を見つけるために現れたのだという。いかがわしく感じながらも、彼の魅力に引き込まれたクリスは、そのアドバイスに耳を傾ける。好きだけれども忙しすぎる看護婦という仕事、高額の家賃を払っているマンション、思い出のためだけに取ってある膨大な洋服や本……。次第にクリスは自らのばかげた虚栄心に気づき、本当に自分の人生に必要なものは何なのかに目覚め始める……。シンプルに生きたいと願うあなたに贈る、心暖まる魂の寓話。
簡単に話すと、幸せを感じていない主人公の女性のもとに、ハーレーに乗った男が現れ、その男は神さまで、彼女に向けて、戒律をとなえていく……って話だ。戒律は第一条から第六条まで。それを一つずつ、順番に提示していく。「あしたのジョー」のあしたのためにその一、その二、みたいな感じに……(ちっとちがうか)
はじめは半信半疑だった主人公だが、いつしかハーレーに乗った男(神)の声に真剣に耳を傾けるようになり、戒律に忠実に従った結果、幸福を手に入れる。
そんな感じだ。
あらすじはそのへんにしておこう。これ以上はネタばれになってしまうので。
えっ? それだけじゃ全然わからない?
ならば大サービスで、戒律の第一条と第二条だけ。
まず第一条、
『壁をつくってはいけない。それをのりこえることを学べ』
そして第二条、
『現在を、いまのこの瞬間を生きること。一刻一秒が貴重な瞬間であり、一刻たりと浪費すべきではないから』
ここまでだ。あとは自分で読んでほしい。
……とぼくが強くすすめなくても、読むべき人は読むことになるだろう。
どういうことかというと……
この六つの戒律は、ハーレーに乗った男(神)が、主人公のクリスティーン用につくったものだ。だけど、どの戒律も本質をついていて、人によっては、自分に対しての戒律であると錯覚すると思う。とりわけ、恋人がいなくて、いやになるくらい仕事が忙しい人なら、絶対に錯覚する。
実際、ぼくは錯覚した。これはぼくのための本だ、神さまがぼくに語りかけてくれてるんだ、とマジで思った。
で、思うのだが、この手の本というのは、神さまが著者の手を借りて人間に語りかけているのではないだろうか。その声を受け取るべき人は、何らかのインスピレーションを得て、「本」を手にするのではないか。
それが神さまのやり方なんじゃないか。
だからこの「神さまはハーレーに乗って」も、それを読むべき人、つまりこの本に書いてある戒律を学ぶべき人は、この本を手にすることになるのだ。それは自分の意志であり、また何かの導きでもある。
たとえば、何の縁もないこのブログのこの記事を、あなたはなぜ読んでいるのか? そこに何か意味は感じられないか?
神さまが導いたのだとは思わないか?
まあ、ちょっとオカルト的な話をしてしまったが、とにかく、ぜひ読んでみてほしい。そして、読む気になった人、あなたはこの本を「読むべき人」なのだから、それをふまえて読んでほしい。
神さまの声が聞こえるから。
http://shigerumichishita.blog86.fc2.com/
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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この本は、サブタイトルのとおり、寓話である。
寓話であるが、しかし、本質をとらえた物語だ。
はっきりいって、かなりおもしろい。
おすすめ度 ★★★★★だ。
さて、まずは「神さまはハーレーに乗って」のあらすじを、裏表紙の概要から。
恋に失望し、むなしくバーで独り酒を飲むクリスティーン。そんな彼女の前に、神と名乗るハーレーに乗った男が現れる。彼は、彼女が彼女が本当の生き方を見つけるために現れたのだという。いかがわしく感じながらも、彼の魅力に引き込まれたクリスは、そのアドバイスに耳を傾ける。好きだけれども忙しすぎる看護婦という仕事、高額の家賃を払っているマンション、思い出のためだけに取ってある膨大な洋服や本……。次第にクリスは自らのばかげた虚栄心に気づき、本当に自分の人生に必要なものは何なのかに目覚め始める……。シンプルに生きたいと願うあなたに贈る、心暖まる魂の寓話。
簡単に話すと、幸せを感じていない主人公の女性のもとに、ハーレーに乗った男が現れ、その男は神さまで、彼女に向けて、戒律をとなえていく……って話だ。戒律は第一条から第六条まで。それを一つずつ、順番に提示していく。「あしたのジョー」のあしたのためにその一、その二、みたいな感じに……(ちっとちがうか)
はじめは半信半疑だった主人公だが、いつしかハーレーに乗った男(神)の声に真剣に耳を傾けるようになり、戒律に忠実に従った結果、幸福を手に入れる。
そんな感じだ。
あらすじはそのへんにしておこう。これ以上はネタばれになってしまうので。
えっ? それだけじゃ全然わからない?
ならば大サービスで、戒律の第一条と第二条だけ。
まず第一条、
『壁をつくってはいけない。それをのりこえることを学べ』
そして第二条、
『現在を、いまのこの瞬間を生きること。一刻一秒が貴重な瞬間であり、一刻たりと浪費すべきではないから』
ここまでだ。あとは自分で読んでほしい。
……とぼくが強くすすめなくても、読むべき人は読むことになるだろう。
どういうことかというと……
この六つの戒律は、ハーレーに乗った男(神)が、主人公のクリスティーン用につくったものだ。だけど、どの戒律も本質をついていて、人によっては、自分に対しての戒律であると錯覚すると思う。とりわけ、恋人がいなくて、いやになるくらい仕事が忙しい人なら、絶対に錯覚する。
実際、ぼくは錯覚した。これはぼくのための本だ、神さまがぼくに語りかけてくれてるんだ、とマジで思った。
で、思うのだが、この手の本というのは、神さまが著者の手を借りて人間に語りかけているのではないだろうか。その声を受け取るべき人は、何らかのインスピレーションを得て、「本」を手にするのではないか。
それが神さまのやり方なんじゃないか。
だからこの「神さまはハーレーに乗って」も、それを読むべき人、つまりこの本に書いてある戒律を学ぶべき人は、この本を手にすることになるのだ。それは自分の意志であり、また何かの導きでもある。
たとえば、何の縁もないこのブログのこの記事を、あなたはなぜ読んでいるのか? そこに何か意味は感じられないか?
神さまが導いたのだとは思わないか?
まあ、ちょっとオカルト的な話をしてしまったが、とにかく、ぜひ読んでみてほしい。そして、読む気になった人、あなたはこの本を「読むべき人」なのだから、それをふまえて読んでほしい。
神さまの声が聞こえるから。
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