自転車通勤をはじめた。
はじめてからまだ1週間半、今後つづけていけるかどうかはわからない。何しろ、自宅から職場まで、距離にして22キロあるのだ。往復で44キロ。時間だと、片道1時間20分。
しかも、この先、梅雨がきて、夏がきて……と、自転車にはきつい季節も控えている。そのときもまだ自転車通勤をつづけられるかどうか、正直、自信がない。
だけど、とにかく今は自転車で職場に向かっている。未来のことはわからない。とりあえず、今は。
ところで、どうして自転車通勤をはじめたかというと……
そもそもの理由は、会社の労働時間カットだ。月に1万7千円ほどの減収になった。
参照→2012.1.27付記事「人生はときおり、ぼくらをつつきまわす」
その穴埋めを、自転車通勤でやってやろうと思ったのだ。
ぼくの車の燃費が1Lで10kmだから、往復で44キロだと日に660円かかることになる(注1)。月に22日勤務するとして、そのすべてを自転車で通勤すれば1万4千円強のガソリン代が浮く計算になる。雨の日や、疲れているときなど、5~6日を車でかようとしても、1万円は浮く。これはかなりでかい。
注1ガソリン1L=150円で換算。
だが理由はそれだけではない。
言葉で表すのはむずかしいのだが、何というか……、そう、風を感じたかったのだ。
季節を感じたかった、といいかえてもいい。
車で通勤していると、身体が楽な半面、だんだんと心が機械的になる。何の苦労もない分、何の感動もない。フロントガラスに映る風景が、ただの映像なのだ。
その点、自転車を走らせながら目にする風景は、すべて本物だ。それは車から見る風景が目だけでとらえているのに対して、全身で受けとめているからだろう。あるいは五感のすべてを使って風景を見ているからだ。
しかも、ぼくの家から職場までは、東京湾のベイエリアを走る絶好のサイクリングコースで、週末になると大勢のサイクリストやランナーでにぎわっている。これを使わない手はない。
そんなわけで、いつまでつづくかわからないが、ぼくは自転車通勤をはじめた。
正直、身体はきつい。だけど、何となく、毎日が楽しくなった……気がする。

写真は、行き帰りの途中の「幕張の浜」。仕事帰りに、ここでコーヒー(ビール?)を飲みながら、30分ほどぼんやりとするのも日課になった。
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ここからどうぞ→お父さんとの旅『入り口』
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しかも、この先、梅雨がきて、夏がきて……と、自転車にはきつい季節も控えている。そのときもまだ自転車通勤をつづけられるかどうか、正直、自信がない。
だけど、とにかく今は自転車で職場に向かっている。未来のことはわからない。とりあえず、今は。
ところで、どうして自転車通勤をはじめたかというと……
そもそもの理由は、会社の労働時間カットだ。月に1万7千円ほどの減収になった。
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その穴埋めを、自転車通勤でやってやろうと思ったのだ。
ぼくの車の燃費が1Lで10kmだから、往復で44キロだと日に660円かかることになる(注1)。月に22日勤務するとして、そのすべてを自転車で通勤すれば1万4千円強のガソリン代が浮く計算になる。雨の日や、疲れているときなど、5~6日を車でかようとしても、1万円は浮く。これはかなりでかい。
注1ガソリン1L=150円で換算。
だが理由はそれだけではない。
言葉で表すのはむずかしいのだが、何というか……、そう、風を感じたかったのだ。
季節を感じたかった、といいかえてもいい。
車で通勤していると、身体が楽な半面、だんだんと心が機械的になる。何の苦労もない分、何の感動もない。フロントガラスに映る風景が、ただの映像なのだ。
その点、自転車を走らせながら目にする風景は、すべて本物だ。それは車から見る風景が目だけでとらえているのに対して、全身で受けとめているからだろう。あるいは五感のすべてを使って風景を見ているからだ。
しかも、ぼくの家から職場までは、東京湾のベイエリアを走る絶好のサイクリングコースで、週末になると大勢のサイクリストやランナーでにぎわっている。これを使わない手はない。
そんなわけで、いつまでつづくかわからないが、ぼくは自転車通勤をはじめた。
正直、身体はきつい。だけど、何となく、毎日が楽しくなった……気がする。

写真は、行き帰りの途中の「幕張の浜」。仕事帰りに、ここでコーヒー(ビール?)を飲みながら、30分ほどぼんやりとするのも日課になった。
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