fc2ブログ
魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

旅について 遊びについて 夢について 人生観について 本について 愛用品について ありったけの思いを語ります

 

アザールがボールボーイを蹴っ飛ばした件について語ってみた

イングランドサッカー協会が25日、チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールに処分を科すと、公式HPで発表したらしい。

これは、23日に行われたサッカーのイングランド・リーグカップ準決勝第2戦のスウォンジー―チェルシー戦での一件に対しての処分だ。チェルシーのMFアザールが試合中にボールボーイを蹴っとばした一件。

ボールボーイを蹴っ飛ばした……

それだけ聞くと、マジか、ひでえなあ、と思うだろう。アザール最低だなあ、と。実際ぼくもこのトピックスを目にしたとき、極悪人だあっ、と思ったものだ。

だがよくよく話を聞くと、どうやら問題は蹴られたボールボーイの方にあるようなのだ。

そのときの様子を簡単に説明すると……

味方(チェルシー)のパスがゴールラインを越えた。アザールはそのボールを取りにいく。そのとき、ボールボーイはボールを返そうとせず、抱えこんだのだ。

こんな感じに。



ちなみに少年は17歳でスウォンジー(相手チーム)関係者の息子。スウォンジーは第1戦を2―0で勝っており、少年は両チーム無得点で進んだ試合で「時間稼ぎ」をしたとみられ……

これって、明らかにこの少年がわるいと思うけど……。

ぼくも昔サッカーやってたから実感できるけど、たとえば相手チームの下級生がボールボーイの仕事をしていたとして、こっちが負けているときに時間稼ぎなどされようものなら確実にブチ切れると思う。

たしかに、サッカーは、マリーシア(ずるがしこさ)って言葉があるくらい、こうしたずるい行為をくり返すスポーツだ。ボールボーイにかぎらず、敵にボールをわたすとき、捕りづらい感じにボールを投げるくらいはみんなしている。だけどこの少年のようにボールを抱えこむのはやりすぎだろう。

個人的な意見をいうと、イングランドサッカー協会は、アザールに対してだけでなく、この少年に対して厳重な罰を与えてほしいとも思う。

17歳の少年に罰なんて……と思うかもしれないけど、やっぱりこれはしてはいけない行為だから。しかもミスしたわけでなく、「故意」にしたことだし。

プロのスポーツの試合は真剣勝負であり、選手たちはそれこそ命をかけて戦っているのだ。

それにアザール自身も、少年を蹴る意図はなく、ボールを蹴り出したかっただけだと釈明している。それでもボールをわたさなかったから、気持ちの中で、おいふざけんな、って感じになったのだろう。


実際、同情の声も多く上がっているようだ。

まずはQPRのハリー・レドナップ監督。
「そもそも、あの少年はなんでボールを抱え込んだのか。カップ戦の決勝進出を目指している状況で、ボールボーイがあんなことをしてボールを渡さなければ、どんなに腹が立つか~中略~アザールは少年を蹴ってはいなかった。つま先で少年の身体の下にあったボールを蹴り出したんだ。話が大げさになっていると思うね。ほかの選手だったら、多くが彼以上の強さでキックしていたと思うよ」

アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督。
「ボールボーイというのはボールを素早くピッチに返すためにいるのであって、時間を浪費するためにいるわけじゃない。アザールは暴力的な選手ではないし、できるだけ早くボールを取り戻したかっただけだろう。あれはちょっとやり過ぎだったが、彼に少年を傷付ける意図はなかったと思う。とにかく、早くボールを取り戻したかっただけだろう」

まあ、ぼくはべつにアザールのファンでもチェルシーのファンでもないのだけど、こういうのには一言いいたくなるタチなので、ちょっと語ってみました。

賛成意見、反対意見あるかと思いますが、あまりきついコメントはなしにしてね(^_-)


スポンサーサイト



 
<- 01 2013 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
姉妹ブログ「お父さんとの旅」
WEB小説「お父さんとの旅」週1~2回のペースで連載してます。
001_convert_20121102183528.jpg
北海道カヌーの旅
2001年秋~冬、北海道の川をゴムカヌーで下った、3カ月の旅の軌跡  大好評連載中    ↓
ブロとも申請フォーム
ツイッター フォローしてね
今日もつぶやいてます。ぜひフォローをお願いします。


Archive RSS Login