月曜、オフの日の朝は身体がぐったりしていて、思うように動かない。焼き魚と納豆、みそ汁だけの朝食を取るのに、たっぷり1時間半かかる。食欲がないのではない。疲れすぎて、箸を持つ手が動かないのだ。
飲食の仕事は、スポーツの試合みたいにはげしく動く。それを二つかけもちしているのだから、いってみれば毎日ダブルヘッダーをこなしているようなものだ。しかも、ぼくの場合、週の半分以上が明らかな睡眠不足だ。全身に蓄積される疲労はハンパじゃない。
とくに先週は、前の日(日曜)が商店街の祭りだったから、いつもの何倍も身体は疲れていた。夕方5時からの通常の営業に加えて、昼の12時から夕方5時すぎまで、露店でおでんと生ビールを出したのだ。朝の仕事と合わせて、その日の労働時間は18時間におよんだ。通勤時間も合わせると、20時間以上、仕事に費やしたことになる。
朝食を終え、部屋で読書とうたた寝をくり返す。そうしているうちに、少しずつ意識がめざめていく。そして、せっかくのオフをこのまま部屋でゴロゴロしているわけにはいかない、と思いはじめる。身体はまだ完全に回復していないのに、気持ちがそわそわしてくるのだ。
で、夕方、海にいく。

2時間の波乗りは、バスケットの試合を1試合こなすのと同じだ、と聞いたことがある。それがたしかなデータに基づいたものかはわからないが、体感的にもそれくらいだと思う。
1週間、ダブルヘッダーをこなした疲れきった身体で、バスケットの試合にのぞむ。身体はさらにくたくたになるだろう。それでも、ぼくにとってオフの日の波乗りは、仕事と同じくらいたいせつなものだ。
2時間、めいいっぱい波乗りをし、家路につく。
夕方の空気が乾いていて、かすかに秋の気配がした。
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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
こちらの姉妹ブログで、自作の小説を連載中です。第1話から読めますので、ぜひ覗いてみてください。

ここからどうぞ→お父さんとの旅『入り口』
飲食の仕事は、スポーツの試合みたいにはげしく動く。それを二つかけもちしているのだから、いってみれば毎日ダブルヘッダーをこなしているようなものだ。しかも、ぼくの場合、週の半分以上が明らかな睡眠不足だ。全身に蓄積される疲労はハンパじゃない。
とくに先週は、前の日(日曜)が商店街の祭りだったから、いつもの何倍も身体は疲れていた。夕方5時からの通常の営業に加えて、昼の12時から夕方5時すぎまで、露店でおでんと生ビールを出したのだ。朝の仕事と合わせて、その日の労働時間は18時間におよんだ。通勤時間も合わせると、20時間以上、仕事に費やしたことになる。
朝食を終え、部屋で読書とうたた寝をくり返す。そうしているうちに、少しずつ意識がめざめていく。そして、せっかくのオフをこのまま部屋でゴロゴロしているわけにはいかない、と思いはじめる。身体はまだ完全に回復していないのに、気持ちがそわそわしてくるのだ。
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2時間の波乗りは、バスケットの試合を1試合こなすのと同じだ、と聞いたことがある。それがたしかなデータに基づいたものかはわからないが、体感的にもそれくらいだと思う。
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