東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!
昨日(3/29)、大阪長居スタジアムで、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が開催され、サッカー日本代表とJリーグ選抜が戦った。結果は2-1で日本代表が勝った。
この試合を観た被災者が、みんな元気になった、というわけではないだろう。試合が終われば、現実に戻るのだ。そこには絶望しかないという人も多いと思う。希望だとか、勇気だとか、感動だとか、そんなものの前にまずは住む場所だ、食べるものだ、飲む水だ、愛する人の安否だ、そう考える人もいるだろう。
それでも、今回のこの試合のもたらした意義は大きいと思う。何より収益金が被災地の方々への復興義援金となるのだし、それに、たった2時間だけでも試合に熱中し、ほんのいっときでも自分の置かれている悲惨な状況を忘れられたのなら、それはやっぱりすばらしいことだ。
がんばれとか、勇気を持てとか、希望を持てとか、そんな言葉の押し売りではなく、単純にゲームの持つおもしろさを提供できる。それがスポーツのよさだ。
そして、負けはしたが、Jリーグ選抜のカズが得点を決めたのもよかった。栄光と挫折を味わい尽くし、44歳になってなおも現役でいつづける三浦知良選手の得点は、たぶん、被災者の心が一瞬「ワァッ!」と盛り上がったのではないだろうか。被災していないぼくには本当のところはわからないが、きっとそうだ、と思いたい。
もちろん、カズだけではない。選手全員がんばったと思う。それに主催者も、観客も、みんなみんながんばってくれた。
とにかく、観ていて気持ちいい試合だった、とぼくは感じた。
くり返すが、スポーツはいい。
こんなにも多くの支援者を募れるのだから。
それに比べたら、ぼくの試みの何とちっぽけなことか……(-_-;)
今日、郵便局で、日曜のフリーマーケットの「魂の落書き」の売り上げを募金してきた。昨日のチャリティーマッチの収益金の何万分の1の金額を、現金書留で、ニッポン放送「東日本大震災義援金係」に送った。
用意した現金書留用の封筒を差し出すと、「手数料に510円かかりますよ」と局員がいった。その顔は、(これっぽっちのお金で手数料かけるなんて……)と語っていた(ように感じた)。それならコンビニエンスストアかどこかの募金箱に寄付すればいいではないか、と。
わかっている。わかってはいるが、どうしてもラジオのニッポン放送をとおしたかったのだ。
ちょうど震災のとき、ぼくは車を運転中で、ラジオを聴いていた。そのラジオで、地震の詳細な情報を知ったのだ。車がロデオのように揺れ(暴れ)、道路のあちこちが亀裂し、液状化していき、そこを走っていかなければならない恐怖の中で、パーソナリティーの上柳昌彦さんの実況がどれほど救いになったか。昔から、ラジオ(とくにAM)には勇気づけられてきたが、今回ほどそれを強く感じたことはなかった。
だから、義援金はぜひともニッポン放送に送りたかったのだ。
だけど……
もっともっとでっかい額を送りたかった、と郵便局員の表情を見て、責任を痛感した。
自分の実力の小ささがちょっと悔しかった。
いや、まだこれからだ。
来月もやるぞ。「魂の落書き」を1人でも多くの人に買ってもらい、その売上金を被災地への義援金にするのだ。
今、ぼくが被災地のためにできるのは、それだけなのだから、それを必死にやるしかない。
売上金は微々たるものかもしれないけど。
何やってんだあいつ、と馬鹿呼ばわりの声を耳にするかもしれないけど。
それでも、ぼくはやる。
追記。ブログを再開したとき、今回の地震については書かないといったのに、結局、地震のことばっかり書いている気がする(-_-;) うそつきで、ごめんなさいm(__)m
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この試合を観た被災者が、みんな元気になった、というわけではないだろう。試合が終われば、現実に戻るのだ。そこには絶望しかないという人も多いと思う。希望だとか、勇気だとか、感動だとか、そんなものの前にまずは住む場所だ、食べるものだ、飲む水だ、愛する人の安否だ、そう考える人もいるだろう。
それでも、今回のこの試合のもたらした意義は大きいと思う。何より収益金が被災地の方々への復興義援金となるのだし、それに、たった2時間だけでも試合に熱中し、ほんのいっときでも自分の置かれている悲惨な状況を忘れられたのなら、それはやっぱりすばらしいことだ。
がんばれとか、勇気を持てとか、希望を持てとか、そんな言葉の押し売りではなく、単純にゲームの持つおもしろさを提供できる。それがスポーツのよさだ。
そして、負けはしたが、Jリーグ選抜のカズが得点を決めたのもよかった。栄光と挫折を味わい尽くし、44歳になってなおも現役でいつづける三浦知良選手の得点は、たぶん、被災者の心が一瞬「ワァッ!」と盛り上がったのではないだろうか。被災していないぼくには本当のところはわからないが、きっとそうだ、と思いたい。
もちろん、カズだけではない。選手全員がんばったと思う。それに主催者も、観客も、みんなみんながんばってくれた。
とにかく、観ていて気持ちいい試合だった、とぼくは感じた。
くり返すが、スポーツはいい。
こんなにも多くの支援者を募れるのだから。
それに比べたら、ぼくの試みの何とちっぽけなことか……(-_-;)
今日、郵便局で、日曜のフリーマーケットの「魂の落書き」の売り上げを募金してきた。昨日のチャリティーマッチの収益金の何万分の1の金額を、現金書留で、ニッポン放送「東日本大震災義援金係」に送った。
用意した現金書留用の封筒を差し出すと、「手数料に510円かかりますよ」と局員がいった。その顔は、(これっぽっちのお金で手数料かけるなんて……)と語っていた(ように感じた)。それならコンビニエンスストアかどこかの募金箱に寄付すればいいではないか、と。
わかっている。わかってはいるが、どうしてもラジオのニッポン放送をとおしたかったのだ。
ちょうど震災のとき、ぼくは車を運転中で、ラジオを聴いていた。そのラジオで、地震の詳細な情報を知ったのだ。車がロデオのように揺れ(暴れ)、道路のあちこちが亀裂し、液状化していき、そこを走っていかなければならない恐怖の中で、パーソナリティーの上柳昌彦さんの実況がどれほど救いになったか。昔から、ラジオ(とくにAM)には勇気づけられてきたが、今回ほどそれを強く感じたことはなかった。
だから、義援金はぜひともニッポン放送に送りたかったのだ。
だけど……
もっともっとでっかい額を送りたかった、と郵便局員の表情を見て、責任を痛感した。
自分の実力の小ささがちょっと悔しかった。
いや、まだこれからだ。
来月もやるぞ。「魂の落書き」を1人でも多くの人に買ってもらい、その売上金を被災地への義援金にするのだ。
今、ぼくが被災地のためにできるのは、それだけなのだから、それを必死にやるしかない。
売上金は微々たるものかもしれないけど。
何やってんだあいつ、と馬鹿呼ばわりの声を耳にするかもしれないけど。
それでも、ぼくはやる。
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