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魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

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休息の山 沢野ひとし

世の中がどんなにくさりきってしまっても、本屋にいけば最高の友達に出逢えます。

こんにちは。今週も「道下森の本棚」の時間がやってきました。

さて今日ご紹介する本はこれ。

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沢野ひとし著「休息の山」だ。


  内容(「BOOK」データベースより)
  都会に倦み疲れた心にやさしくしみわたる山からのたより。待望の、沢野ひとし・山の画文集。


画文集といっても、絵のページばかりが目立つ「駄文集」ではなく、この本は物語としてもしっかりと読ませてくれる。山が好きな人はもちろん、そうでない人でも、読んで心が温まる、そんな一冊だ。

舞台となる山は、奥多摩、北アルプス、ヒマラヤなど、小さい山から本格的な山まで、バラエティに富んでいる。また登山以外にも、趣味のバードウォッチングの話もあり、そちらもなかなかおもしろい。

ぼくが好きな話は『残雪と花いっぱいの飯豊連峰』だ。

これは著者が仲間と一緒に旅した東北の山「飯豊連峰」の紀行だ。読みながら「うんうん、これが山旅だよ~」としみじみしてくる、そんな話だった。これを読んで、「飯豊山」がぼくの一番登りたい山になった。

とはいえ、その飯豊山だが、いまだ登っていない。この本を読んだのはかれこれ4年前だから、「おまえ何やってんだ?」ってくらい、グズグズしていることになる。

遠いのだ。

福島と新潟の県境にある山だから、距離にすればさほどではないのだが、何しろアプローチがわるく、いざいくとなれば3泊4日の日程は必要になる。

で、ついつい先延ばしにしている。

沢野ひとし自身も、この文中でこう語っている。


遠くの方から眺めてばかりいて、なかなか頂上に立てない山がある。僕にとっては南アルプスの赤石岳とこの飯豊山がそうであった。アプローチが不便なのもさることながら、特定の山については、登る機会を失うということがままあるのだ。


一般的にも、赤石岳と飯豊山はそのアプローチのわるさから、百名山登山をする人たちの「最後の一山」となるケースが多い。

ぼくは百名山登山には興味はないが、この二つの山(連峰)は、山屋なら一度は登るべきだと思っている。いい山なのだ。赤石岳はその山域で小屋番をしていたから、何度も登った。次は、飯豊山だ、と心を熱くしている。

しかし、今年もいけなかった。いや、まだ10月のはじめで、「今年」が終わるにはまだ3カ月あるのだが、この先は冬山の装備が必要となり、さらにアプローチもわるくなる。仕事も忙しく、4連休など取れそうにない。たぶん
いや絶対に、今年は無理だ。

いつになったら飯豊山に登れるのだろうか。毎年、今年登る目標の山の一番手に、飯豊山を挙げているのだが……



ところで、はじめに紹介したとおり、著者である沢野ひとしはイラストレーターとしても有名だ。ぼくはかれの絵が大好きで、こんなあったかい絵が描けたらいいなあ、とあこがれている。

というわけで、この「休息の山」に載っていた絵の中から何点かを紹介して、記事を終わらせるとしよう。


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ちょっとピンぼけだけど^_^;

では。また来週(^.^)/~~~



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。よかったら、今までに紹介した「道下森の本棚」も、ぜひご覧になってください。

刑務所のリタヘイワース スティーブン・キング
オリジナルワンな生き方 ヒュー・マクラウド
スローカーブを、もう一球 山際淳司
リッツカールトンで育まれたホスピタリティノート 高野登
船に乗れ 藤谷治
ルリユールおじさん いせひでこ
超訳ニーチェの言葉
白銀ジャック 東野圭吾
神さまはハーレーに乗って ジョン・ブレイディ
気まぐれロボット 星新一
BRUTUS 2011 2/1号
男の作法
天国はまだ遠く 瀬尾まいこ
最後の授業 アルフォンス・ドーテ
モーラとわたし おーなり由子
老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ
傷だらけの店長~それでもやらねばならない~ 伊達雅彦
Sports Graphic Number「スポーツグラフィック ナンバー」 3/24 ルーキー秘話
奇跡は路上に落ちている 軌保博光
小屋番三六五日
O型自分の説明書 Jamais Jamais
一瞬の風になれ 佐藤多佳子
バカでも年収1000万円 伊藤喜之
ユニット 佐々木譲
桐島、部活やめるってよ 朝井リョウ
自分でつくる うまい海軍めし 海軍めし愛好会
スタインベック短編集
金持ち父さん 貧乏父さん ロバート・キヨサキ
ビッグウェンズデイ デニス・アーパーク ジョン・ミリアス
OZmagazin8月号
絵を描きたいあなたへ 永沢まこと
白夜行 東野圭吾
デッドエンドの思い出 よしもとばなな
獨白「北の国から」ノーツ 倉本聰
ボビーに首ったけ 片岡義男
イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学
ツナグ 辻村深月
帝国ホテルの不思議 村松友視



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Comments

No title 
こんばんは。
飯豊山、私も会津にいながら、登ったことがありません。
登山そのものが10代で終っていることに今、気がつきました。
子ども時代を長野で過ごし、親に連れられ信州の山はよく登っていたのですが・・・。
もちろん、道下さんのように本格的な登山ではないのですけれど。

沢野ひとしのイラスト、のほほんとしていて私も好きです。
誰でも描けそうで描けないタッチですよね(^^;

道下さん、ぜひ飯豊山に登って、スケッチを公開してくださいね。
No title 
こんばんは。

楽しく読ませていただいてます。

北会津の奥に連なる飯豊連峰。
先日3日に例年よりだいぶ早くに初冠雪がありました。

「本山」日帰りした人や、毎週末登っていた人を知り合いに持っていますが、
私には到底真似できる行動ではありませんでした。

未だ下界から見るだけの私です。

初めて出会った時の感動が、今住むこの地へ私を誘ったのだと想います。
素晴らしい山並みです・・・。
ハルさんへ 
こんにちは(こんばんは)。

コメントありがとうございます。

えっ? ハルさんも登山を? そうかあ。信州に住んでらしたんですもんね。あそこは登山家にとって聖地ともいえる県ですし。

ぼくは山もスケッチも、今はちょっと駄目駄目ですね。日常に流されすぎで。

こういうときはおとなしく本でも読んでいようかと思ってます。そこで心に引っかかる何かがあれば、まい進するエネルギーになるでしょう。

では。お体にきをつけて。
hokubuu さんへ 
こんにちは。
コメントありがとうございます。

飯豊連峰、早くも初冠雪ですか? もうそんな季節になったのですね。せつないくらいに早いもんです。

8月に1度いったきりの会津ですが、今も懐かしく心に残っていて、hokubuu さんの写真を見るたび、そのときの情景が蘇ります。磐越西線が走る場所にはいってないんですけど。

そうかあ。初冠雪ですかあ。

飯豊連峰は、また来年の楽しみにします。

コメントありがとうございます。
貴ブログにも、また楽しみに訪問させていただきます。

 
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