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魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

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お金の科学 ジェームス・スキナー

世の中がどんなにくさりきってしまっても、本屋にいけば最高の友達に出逢えます。

こんにちは。「道下森の本棚」の時間がやってきました。

さて、2012年最初に紹介する本はこれ。





ジェームス・スキナー著「お金の科学」だ。

この本の紹介をはじめる前に、2012年の目標について語りたい。長くはならない。一言ですむから。

ズバリ、お金持ちになる ということだ。

これが今年の、ぼくの目標。とにかく金持ちになろうと思うのだ。初もうででも、そればっかり願った。

今、「えっ、新年に立てる目標がって、何かいやらしくねえ?」って思った人!

あなたはまちがってる。

「お金持ちになる」ってのは、何にもまして健全な目標だ。いやらしい、と考えるのは、お金に対して失礼なことなのだ。

えっ?「お金よりたいせつなものもあるだろう」って?

もちろん、ある。だけどそのたいせつなものを得るために、お金は役に立たないだろうか。

たとえば、お金よりも愛がたいせつだ、と考えるとする。家族への愛、友人への愛、人類愛……。だけどその愛は、はたしてお金なくして成り立つだろうか。

家族の誰かが病気になったとする。そのとき、空よりでっかい愛を持っていたとしても、お金がなくては、病気に対する治療費ははらえない。

あるいは友人が事業に失敗し、路頭に迷う寸前だとする。友人が相談にきても、お金を持っていなければ、その友人を助けてあげることはできない。いくら温かい言葉で励ましたところで、何の解決にもならないのだ。

貧困な国で飢えに苦しむ人たち。かれらに対しても、愛があるだけでは何もしてあげられない。お金があってこそ、愛が形になるのだ。

また、一番たいせつなのは夢だとしよう。
夢さえあればほかには何もいらないなんて、それこそ夢物語だ。夢の実現にはお金がいる。それは本気で夢を追いかけている人なら、いやというほどわかっているはずだ。

だのに人は、「お金がほしい」という言葉に何となく負のイメージを抱く。とくに日本人にはその傾向が強い。それは子どもの頃から、そう洗脳されているからだ。昔話でも、たいてい金持ちはいやなやつで、貧乏人は心が清い。

だからぼくが冒頭で述べた、「今年の目標はお金持ちになることだ」の言葉に、嫌悪感を抱くのだ。

本当は誰もがお金持ちになりたいのに。

いや、自らの、そしてまわりの人の幸せを願うなら、誰もがお金持ちにならなくてはいけないのだ。



この本、「お金の科学」には、お金のルールについての真実がすべて書かれている。

そのルールをすべてここに書くわけにはいかないが、選りすぐったものだけ紹介したいと思う。


第4章「人生の法則」の中から。

お金の五つの動機付け ※筆者が要約しました。


【動機付け1】お金持ちであれば、「ノ―」と言える!

お金があれば、やりたくないことに対して「ノー」といえる。
職場で、会社や上司に不道徳な指示を出されたとき、生活のためを思い、ついその指示どおり動いてしまうことはないか。お金があれば、堂々と「ノー」といえる。



【動機付け2】お金持ちであれば、「イエス」と言える!

お金があれば、人生における素晴らしい多くのものに対して、「イエス」と言える。
友人から「今ハワイで、皆で目標設定をやっいてる。最高に楽しいけど、来ない?」
お金があれば、その誘いに「イエス」と答えられるのだ。もちろん時間の都合もあるだろうが、人がこんなケースで断る理由の多くはお金の問題ではないだろうか。



【動機付け3】お金持ちであれば、自分を支えてくれる快適な環境を確保できる!

お金を得る三つ目の動機付けは、自分の成功と幸福をサポートしてくれる快適な環境を確保できることだ。住む家。仕事の空間。食事。旅先での宿泊場所。ジムで汗を流した後のマッサージ。などなど。



【動機付け4】お金持ちであれば、質の高い経験を買うことができる!

ほとんどの人は、お金を得ればいろいろな物が手に入ると考える。だが人は「物」で満たされることはない。なぜなら物は最後まで人の外側にあるものだから。
お金は「教育と経験を得る手段」なのだ。
知識、成長、経験は深いレベルで人を満たすことができる。それは我々の一部になるからだ。


さらに、もっともっと、途方もない大金持ちになる動機とは……


【動機付け5】お金持ちであれば、ほかの人を助けることができる!
「大金などいらない」という人は、けちなのだ。気づいていなくても、その人は自らのことしか視野に入れていないのだ。
その人が大きな財産を求めないのは、自己中心な思いからきているのだ。
多くの物を必要としないということは理解できるし、尊敬もできる。
だが他人が持つ悩みに目を向けて、世界の抱える多くの問題を視野に入れたら……。

アフリカでは、マラリアの予防をするための蚊帳は1ドルで確保できる。
世界の多くの場所では、人は1日1ドルで満足な食事ができる。
子どもの視力を回復するための手術は、25ドル程度でできる。



どうだろう。

お金持ちになりたいと思わないか?

少なくともこの五つの動機付けを読めば、お金持ちであることが、わるいことだとは思わないと思う。

この「お金の科学」をすべて読めば、お金持ちになる方法、お金持ちでありつづける生活、そのためのルールがびっしりと書かれている。

自分の幸福のため、愛する人の幸福のため、全人類の幸福のため、一緒にお金持ちにならないか!

ぜひ、読んでみてほしい。






今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。よかったら、今までに紹介した「道下森の本棚」も、ぜひご覧になってください。

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