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魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜

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吉田類の酒場放浪記

世の中がどんなにくさりきってしまっても、本屋にいけば最高の友達に出逢えます。

こんにちは。ひさかたぶりの「道下森の本棚」の時間です。

さて、ひさかたぶりになってしまった言い訳等ははぶき、さっそくいってみよう。今日、紹介する本は、これ。



吉田類の酒場放浪記 だ。

ところで、吉田類さんを、みなさんご存知だろうか?

この人、今、世間ののん兵衛たちの間で、ちょっとしたカリスマとなっているらしい。

BS-TBSで「吉田類の酒場放浪記」という番組のレポーターをやっていて、その番組が巷で大人気らしいのだ。
参照→「吉田類の酒場放浪記」BS-TBS

ぼくのテレビは地上波しか観られないので、残念ながらその番組は観たことがない。だが存在は知っていて、一度観てみたいと心から思っていた。

このブログの読者さんなら、うすうす(?)気づいていると思うが、ぼくは無類の酒好きだ。とにかく酒なら何でも好き。嫌いな酒、苦手な酒というものもないし、外で飲むのも家で飲むのも好きだ。また、山で飲む酒も好きだし、キャンプで飲む酒も好き。列車で飲む酒も好きだし、ぼんやりと海や川を眺めながら飲む酒も好きだし、スポーツ観戦しながら熱く飲む酒も好きだ。

だけどやっぱり一番好きなのは、気の合う仲間と飲む酒だ。そこがいい感じの酒場ならいうことない。

で、この「酒場放浪記」だ。

イラストレーター・俳人であり、酒に造詣の深い吉田類が、東京近郊を中心に日本各地の酒場をめぐる番組で、吉田独特の人柄を持ち味に軽妙なナレーションを交えつつ、店主・店員や常連の客と交流をしながら酒場を紹介をしている。

酒飲みの間では、「超」人気番組なのだという。

観たい! マジで観たい!

とはいえ、そのためだけにBSに加入するのも馬鹿馬鹿しい。だからまあ、我慢していた。(我慢というほどのことではないが)

そんなある日、本屋で立ち読み(書店のみなさま、ごめんなさい)していたとき、「吉田類の酒場放浪記」という文字が目に飛びこんできた。

何と、その番組が、書籍化されていたのだ。

これはうれしいじゃないか。

で、さっそく買った……わけではなく、図書館で借りた(出版関係のみなさま、すみません)。

で、最近、部屋でふろ上がりのビールを飲みつつ、読んでいる。

おもしろい。

単なるガイドブック以上の魅力が、この1冊につまっている。

あ、1冊っていったけど、これシリーズ化されてて、すでに5巻(5杯目)まで出ている。これから全部、読むつもりだ。

読んで、季節が暖かくなってきたら、東京に出向いて、気になる店にいってみたいと思っている。1人飲みもしたいし、友達とも飲みたい。

いつも千葉の、安いだけが取りえのまずいチェーン居酒屋ばかりで飲んでるけど、ぼくももういい年だし、これからはそういうセコイ飲み方をしないで「本物」の酒場で飲みたいと思う。粋な男になりたいからね、この吉田類さんのような。

そのためには、東京遠征も辞さない覚悟だ。

まあ、そんなわけで、この「吉田類の酒場放浪記」、酒飲みたちの指南書として、おすすめです。



追記。

本で我慢していたのだが、「吉田類の酒場放浪記」が、YouTubeにアップされてた! マジうれしい。動画の提供者のみなさん、ありがとうございます!

今日紹介した本の一軒目の店として紹介されていた、東京は武蔵野市にある「いせや総本店」の動画をご覧ください。



※動画提供者の方へ、重ねてお礼申し上げます。


では、また(^o^)丿



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。よかったら、今までに紹介した「道下森の本棚」も、ぜひご覧になってください。

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オリジナルワンな生き方 ヒュー・マクラウド
スローカーブを、もう一球 山際淳司
リッツカールトンで育まれたホスピタリティノート 高野登
船に乗れ 藤谷治
ルリユールおじさん いせひでこ
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白銀ジャック 東野圭吾
神さまはハーレーに乗って ジョン・ブレイディ
気まぐれロボット 星新一
BRUTUS 2011 2/1号
男の作法
天国はまだ遠く 瀬尾まいこ
最後の授業 アルフォンス・ドーテ
モーラとわたし おーなり由子
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スタインベック短編集
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29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。葉山アマリ



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Comments

No title 
こんばんは。
この番組も本も初めて知りました。
今は酒場から遠い場所に暮らしていますのでもっぱら家飲み^^; 

東京にいた頃、井の頭公園や吉祥寺によく行きました。
安くて美味しい、面白い店がたくさんありました。
「いせや」、思わず身を乗り出して見ちゃいました。
あの煙もくもく、なんとも懐かしい^^
しばし郷愁にひたりました。ありがとうございます♪
ハルさんへ 
ハルさん、こんにちは。

東京の大衆酒場って、いいですよね、若い世代の人にはわるいけど、日本が本当に元気だった「昭和」の面影が、色濃く残ってて。(といっても、昭和の頃は、ぼくはまだ酒が飲める年ではなかったのですが)

ハルさんも、東京で暮らしていた頃は、そうした酒場で楽しい時間をすごしたのでしょうか?
吉祥寺っていったら、今、飲食業に携わる人が店を出したい街の№1らしいですね。

ぼくも「酒場放浪記」の動画を観て、身体がうずうずしているので、吉祥寺でも井の頭公園でも、遠征する気満々でいます。

近々、その報告をブログでできたらいいと思っています。


 
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